2024年5月24日

後任の看護師がいない時の退職について

看護師の中には、いざ転職しようと考えたときに、引き継げる看護師がいないケースもあるでしょう。そんな中で多くの人が悩みがちなのが、このまま準備を進めて退職して良いのか、また退職の時期をずらすべきなのかということ。結論からいえば、引き継ぎができる後任の看護師が見つからなかったとしても、そのまま退職してしまって構いません。

転職は個人としての当然の権利であり、それに対し病院側が無理に引き止められるような権限はありません。そもそも後任者を探すのは病院の責任であり、たとえ後任者が期間内に見つからなかったとしても看護師本人は退職する権利があります。ただその際、かならず引き継ぎの手続きは終えて辞めるようにしましょう。なぜなら、引き継ぎせずに退職してしまった場合、退職金を減らされてしまう可能性があるからです。退職金の支払いは義務ではなく、病院側が任意で決めることです。引き継ぎをせずに退職するような不誠実な対応をすれば、それに見合ったペナルティが課せられます。こうした退職時のトラブルを防ぎたいなら、期間にゆとりを持って退職の意思を伝えておくのが理想的です。

そしてできれば、引き継ぎノートを作成しておくようにしましょう。後任者が見つからなくても、引き継ぎノートがあれば病院側もなんとか対応できます。患者さんの情報や備品の場所、委員会を引き継ぐときは、委員会の活動記録などをわかりやすく箇条書きで書いておくと良いでしょう。